高校異変

高校の進学コースに入った僕に、

ある変調が出る。

それは、授業、模試の空間恐怖。

いじめは無いが、

授業に出られない。

さらに、淫行教師、モラハラ教師がいた。

信頼に足る教師不在であった。

『ここは今から倫理です。』の、

高柳先生みたいな人間がいてくれたら、

そう強く思う。

あの漫画の作者の叔母にあたる方が、

自裁されたと1巻の巻末に書いてある。

学生さんには、特にオススメ。

倫理が好きで、ethics

そう書き込んだ山川出版社の、

倫理用語集は、今でも手元に。

 

とまあ、サボり続けながら、

大学の文学部に入り、

倫理学と深く通ずる哲学にガツンとやられた。

実存は本質に先立つ

といった思想に凄く惹かれた。

しかし、相変わらず講義に出られない。

学びたいのに。

友人には恵まれて、毎日が祭り。

ただ、みんなは講義もきちんと受けている。

教授たちも、素晴らしい方々。

ジレンマで、僕は不眠症になり、

程なく大学を中退して、

地元に帰った。

それから約20年クリニックに通っている。

クスリはリスク。

しかし、断じて人を狂わせる為に処方されている訳ではない。

竹原ピストルの曲である、

『LIVE IN 和歌山』

この曲を、

今が苦しい方には是非聴いて欲しい。

学校に行きたくない事情があるなら、

サポステ、フリースクール、大検etc

やり直しは効くと思う。

思春期外来に行くのも良いかもしれない。

そういう経緯で前進している方を、

僕は知っている。

では、また。

 

 

 

自己史 いじめについて

色々と書きたい事がある。

しかし、今は夏休み明けの登校が憂鬱。

そんな若者に向けて、

僕のいじめ体験を書きたいと思う。

ではでは、

まず、

共働きの家庭の一人っ子で、

憎たらしいガキだったと我ながら云える。

小学校は、なんとか無事に乗り越えたが、

中学からいじめにあった。

成績は良かったが、騒がしい奴で、

お調子者。

さらに、アトピー性皮膚炎で肌が荒れて、

そこをイジられた。

女子のリコーダーに性器をつけたとか、

ありもない風評被害にもあった。

華奢だったので、体にあざが出来たりするレベル。

小論文発表で、

国防論争についての発表をした日は、

首にあざが残るまでしめられ、

なんだか学業など虚しく感じた。

シオランの反出生主義のような心境にも。

中学に行かなくなりかけた、

ある日の早朝に、TVをつけて目を閉じていると、スガシカオの『夕立ち』が耳に入ってきて画面を観た。

ブギーポップは笑わない』というアニメ。

そこで、幼少期から読書好きな僕は、

ライトノベルにも手を出した。

その後他のラノベは読んで来なかったが、数千冊の読書に繋がる重要な転換期だった。

学内にも読者が居たので、同調圧力を利用して中学は卒業し、

高校では空手で鍛えて、いじめというものは無くなった。

ここで、僕はいつも思う事がある。

ジャンプの漫画の、

るろうに剣心』の志々雄真実。

彼の持論、弱肉強食の思想。

僕にはドンピシャなのである。

フィジカル的に強くなると、

明らかにいじめられなくなった。

勿論、皆に通ずる訳が無い。

偏った思想ではある。

が、僕はいじめのフラッシュバックに襲われるたびに、弱かった自分が悪いと繕い、

少し楽になっている。

女性には、あまり訴求力の無い誤魔化し方ではあるが、鍛えるというのも自分磨きの一種。

自裁もいいが、

試しに筋トレもいかがだろうか?

ここで一旦筆を置きます。

 

 

はじめに

2007年6月7日、僕は首を吊った。

楽に逝けると思っていたが、

めちゃ苦しくてバタバタするも、頸部が圧迫されている為か脚が動かず、意識を失った。

しかし、サバイブしてしまったのである。

そして、現在アラフォーになり、

メンヘラフリーターと化した自分。

その内省の記録として、

ブログを始めようと思う。

生きるのも、

死ぬのも、

中途半端な僕は考えている。

生と死、結局のところどうなんすか??

それが知りたいので、自身の備忘録的なツールとしてもブログを使いたい。

ちなみに唐突だが、世間では夏休みが近い。

それが終わると自裁の群発の時期。

自裁と表記します。

苦しみからの解脱は殺しでは無い。

そして、その行為を否定しない。

というか僕にはその資格すら無い。

だから、僕は、底辺の雑記で、

釈然としないモヤモヤと闘いたい。

宜しくお願い致します。